「そもそもデイサービスはどんな施設なの?」と気になっている方は多いです。
そこで、デイサービスの特徴や看護師の配置基準などについて、分かりやすくご紹介していくのでチェックしてみまし
ょう。
デイサービスに興味があり、仕事内容や働きやすさについて知りたい看護師さんもいるでしょう。デイサービスは一般的な病院やクリニックと比べて医療行為に携わる機会が少なめです。日勤のみで残業がほとんどない職場も多く、家庭と仕事の両立もしやすいといえるでしょう。
本記事では、デイサービスで働く看護師の仕事内容やメリット・デメリット、必要なスキル・経験・資格についてまとめました。デイサービスに向いている人の特徴や転職成功のポイント、転職体験談なども紹介しているので参考にしてみてください。
看護師の転職先の一つであるデイサービス(通所介護)とは?
デイサービス(通所介護)とは、介護を必要とする方が在宅での日常生活を快適に送れるよう、食事・入浴・レクリエーション・機能訓練などのサービスを提供する施設です。要介護1〜5の認定を受けている方が利用できます。
身体能力や認知機能の低下に伴い、自宅にこもりやすいご高齢者にとって、同年代の利用者さんと交流できる場ともいえるでしょう。
デイサービスは基本的に日帰りですが、中には宿泊にも対応する「お泊まりデイサービス」もあります。また、以下のように一部のサービスに特化した施設もあるので、各施設の特徴を確認してみてください。
機能訓練特化型デイサービス 1日型と半日型があり、マシントレーニングを取り入れながら運動機能の維持・向上を目指す
趣味特化型デイサービス カラオケや囲碁、将棋といったレクリエーションが充実している
認知症対応型デイサービス 定員12名以下で、専門的な認知症ケアを提供する
専門的な知識や技能を磨きたいと考えるなら、機能訓練型や認知症対応型のデイサービスへの転職も視野に入れると良いでしょう。
デイサービスの特徴
デイサービスは要支援1~2もしくは要介護1~5の認定を受けている高齢者が日帰りで通所する介護施設です。
入浴や食事、排せつに関するケアや、機能訓練、レクリエーションなどが提供されます。
自力での外出が難しい方でも、同年代の利用者様と交流を図れるほか、認知機能や身体機能の維持・向上が目指せるでしょう。
デイサービス看護師の主な仕事内容
ご利用者の1日の状況を看護記録に残すことも、大切な仕事です。 ご利用者は高齢者となりますので、 小さな異変を見逃さない観察力が求められます。 前回のご利用時との違いを見つけるために記録をしっかりとることも重要です。 ご利用者の中には、昼食後に薬を飲む人もいます。
デイサービスにおける看護師の役割は、利用者さんの健康状態を確認することです。 また、デイサービスは医師が駐在していない施設であるため、利用者さんの健康状態を医療の観点から医療行為をほどこせます。 業務のなかには看護師にしか対応できないものもあるため、デイサービスには欠かせない存在といえるでしょう。
経管栄養やインスリン注射、喀痰吸引といった医療行為は、医師による指示がなければ、デイサービスの看護師は対応することができません。
デイサービス看護師の仕事内容・役割
デイサービスには医師が常駐していないため、医療的な視点で利用者様の通所を支えるのがデイサービス看護師の大切な役割です。
利用者様の健康状態を把握するためのバイタルサイン測定や健康観察
内服薬を手渡しや内服の介助・見守り
褥瘡のケアやインスリン注射といった医療的ケア
緊急時の応急処置や医療機関への連絡
デイサービスの利用者様は高齢であり、基礎疾患を抱える方も少なくありません。
ささいな体調の変化を見落としてしまうと、症状の悪化につながるリスクが高いです。
利用者様が健康的かつ安全にデイサービスで過ごせるようにサポートしていきます。